「かくれ里」菅浦雨情**



菅浦は「つい最近まで、外部の人とも付合わない極端に排他的な部落でもあったという。それには理由があった。菅浦の住人は、淳仁天皇に仕えた人々の子孫を信じており、その誇りと警戒心が、他人をよせつけなかったのである」「菅浦には古来、『開けずの箱』称するものがあった。大正のはじめ頃、開いてみると、二千通あまりの古文書が出て来た。長久以来の領地や訴訟に関する記録で、 『菅浦文書』として、学界では有名な資料である」それには「淳仁天皇についてはひと言もふれられていない。それは永遠の謎であり、史家にとってはおそらく謎ですらないと思うが、孤島のような港町に、そのような伝説が、ひそかに伝えられて来た事実はやはり私の心をひく。そして、それが菅浦の歴史であり、信仰でもあることを、私は疑う気になれないでいる」(白洲正子箸『かくれ里』より)


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Commented by nobby_labo at 2017-03-23 23:49
こんばんは
雨の湖北は寂しそうでいいですね
Commented by noboru-xx at 2017-03-24 06:04
★nobby_laboさん、ありがとうございます★
この辺りは、雨日や雪の日などは風情があっていいですね。
海辺を思わせるような景観は、海に接していない県の住んでいるので
より惹かれるのかもしれません。

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by noboru-xx | 2017-03-23 03:14 | スナップ写真 | Comments(2)

モノクロ中心の写真ブログです。 X-T1のイラストは「おきくさん」からいただきました。ブログ「時色」http://tokiiro.exblog.jp/


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